二点透視、三点透視の消失点の位置
楽をしようとしたけど…
二点透視、三点透視にもだいぶ慣れてきたので、これらを使った構図の絵をたくさん書いてみようと思い、値を入力するだけで消失点の位置を計算するようにExcelファイルを作ってみた。参考:http://www33.atwiki.jp/kndy/pages/37.html
が、よくよく考えて見れば、消失点の位置がわかった所で、またガイドを引いて、グリッドを作って…という操作を毎回するのは面倒だ。更に調べてみるとphotoshopにはアクションという便利な機能があって、同じ操作なら自動で繰り返し実行してくれるらしい。また、更に便利なのがphotoshopはjavascriptを実行することができるらしい。するとα、βが変わっても対応できるのでは無いかと思って調べてみた…がっ…駄目っ…難しすぎる。そもそも、プログラミングなど吉里吉里をいじった時にほんの少し触ったことがあるだけなので、できるはずがなかったのだ。
しかし、諦め半分で「遠近法 プログラム」などどグーグル先生に聞いてみたところ、自作のプログラムを公開している人がいた。努力の結晶であろうそのプログラムを勝手に使ってもいいのかわからないが、一応リンクを貼っておく。本当に感謝してもしきれない。
http://wfkn.blog.fc2.com/blog-entry-300.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
aは水平方向の視野の広さです。値は視野角のタンジェントです。
つまり、1に設定すれば左右それぞれ45度ずつ、すなわち90度の視野角があることになります。
bは垂直方向の視野の広さです。
デフォルトのこの値も実際にやってみると、視野は広く取りすぎている気がしますが、ゆがんだ遠近法というのも魅力だという風に思いなして放っておきます。
angle_yは立方体を垂直方向の軸のまわりに回転させる角度です。
要するに一点透視図法の時は、これが0で二点透視のときは0でないということです。
angle_xは何度見上げるかを表しています。
三点透視のときに使うものと思ってください。
あまり大きくすると変な感じです。なんでなんでしょうね。
nは線の多さです。
以下の部分からコピペすれば多分大丈夫です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー以上引用ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上の表で言うところの画角=a、α=angle_y、β=angle_xということだと思う。
僕は横方向の視野角だけで、垂直方向の視野角のことは考えてなかったみたいだ。
十進BASICをダウンロードして、実行してみた。
α=45°、β=0°。画角は60°。つまりa=tan30°=0.57で計算した。
これは非常に便利だ。素晴らしい。
と思っていたら、更にphotoshopでのスクリプトも公開してあった…すごすぎ…
http://wfkn.blog.fc2.com/blog-entry-330.html
たぶんrequestが適当に引いた二本の直線から消失点を割り出し、補助線を引いてくれるもので、coordinateが指定した座標から伸びる補助線を書いてくれるもの…だとおもう。コレまでの苦労が嘘みたいなほど便利なのでこれからぜひ使って行きたい。
使う上でのメモ(引用)
・背景の補助線を使う際の手順
1.フォトショップで、例のスクリプトを使ってパスを作成。
2.そのままパスの線を描画させるとなぜかフリーズしがちなので一度閉じる。
3.レイヤーは分けたほうが、使いやすい。せいぜい3,4だけだ。贅沢に使うべし。
4.なんとなく大体のイメージをつくる。ラフのこと。
5.CLIPで、補助線にあわせるようにして定規をつくる。
6.注意すべきはPSDのまま保存すると定規は消えてしまうということ。
7.以後、描くのみ。